飛弾 高山陣屋


お城のデータ
所在地 岐阜県高山市八軒町1丁目
遺 構 陣屋役所、表門、書物蔵、蔵倉長屋、米蔵
形 式 陣屋 築城者: 徳川幕府 築城年代: 元禄5年


見 ど こ ろ
( 陣屋御役所 )
 高山陣屋は、高山の江戸情緒が残る町並みともに高山観光スポットとなっている。陣屋門前には朝市が開かれ朝から観光客で混み合う。陣屋前で表門等の写真を撮るのには苦労させられる。観光客が入らない写真が撮りたければ陣屋見学時間終了間際辺りがお勧め時間だ。

 高山藩向屋敷を陣屋として規模も時代と共に縮小したようだが、現在も江戸時代の建物が今も敷地内残り、幕府の四郡代所の内建物が残っているのは高山陣屋だけだ。建物の中でも米蔵は高山城三の丸から移築されたもので、役所・役宅や表門・蔵番等は文化・文政の頃に改築されたものだとか。


歴     史
( 陣屋の板塀 )
 元禄5年、徳川幕府は金森氏を出羽上山へと移して飛騨一国を直轄領とし、関東郡代伊那忠篤に飛騨代官を兼務させ、加賀藩主前田綱紀に高山城番を命じて高山城の破却を命じた。

 元禄8年から高山城の取り壊しが始まり、金森氏時代の向屋敷に代官所を移して高山陣屋と称した。享保14年に美濃国の一部(川辺出張陣屋)、明和4年に越前国の一部(本保陣屋)が飛騨代官の所管地となり、安永6年に大原紹正が代官の時布衣郡代に昇進して関東・美濃西国と並ぶ郡代陣屋となって明治に至った。


お城へのアクセス
鉄 道: JR高山本線高山駅〜徒歩約10分
 車 : 中部縦貫道高山IC〜国道41号線〜国道158号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
幕府の四郡代所ので唯一建物の遺構が残る陣屋。

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