三河 新城城


お城のデータ
所在地 愛知県新城市新城字西入船
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 平城 築城者: 奥平信昌 築城年代: 天正4年


見 ど こ ろ
 新城城は、南に豊川、東に下川、西に幽玄川と三方を川に囲まれた河岸崖を利用して築かれている。背後に豊川の流れを最大の防御として河岸崖に面して本丸を置き、更に本丸を取り囲むように二の丸、更に二の丸北面に三の丸を配した縄張りとなっている。

 現在は、市街地となっていて遺構はほとんど残っていないが、新城陣屋として利用された本丸は、新城小学校の敷地となっていて、グランド南側に堀と土塁の遺構が良く残っていた。


歴     史
 新城城は、天正4年に奥平信昌によって築かれた。天正18年に家康の関東移封に従った信昌は上野宮崎3万石へと移り、替わって吉田城主池田輝政の所領となったが、新城代官に家老片桐一長は石田城を築いて移った。

 慶長11年に尾張緒川より水野分長が1万石を領して入り復興するが、天保2年に2代元綱が上野安中へと移り廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR飯田線新城駅〜徒歩約10分
 車 : 新東名新城IC〜国道151号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
家康の娘婿信昌が長篠の合戦後に築いたお城。

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