上野 宮崎城

お城のデータ
所在地： 群馬県富岡市宮崎
遺　構： 曲輪、土塁、堀切
形　式： 丘城 築城者： 宮崎和泉守 築城年代： 天文年間


見　ど　こ　ろ
　宮崎城は、鏑川左岸に東西に伸びる丘陵の先端部を利用して築かれている。宮崎城は、丘陵の頂上部を利用して築かれた神成城の居館部であった。現在は富岡市立西学校の敷地となっていて、城の遺構は中学校敷地北側の畑地に櫓台の遺構があり、体育館西側には堀切の遺構が残っている。


歴　　　　　史
　宮崎城は、天文年間に小幡氏によって築かれた。武田氏に従っていた国峰城主小幡信実の弟昌高が在城していた。天正10年に武田氏が滅亡すると小幡信実・昌高は北条氏に従っている。天正18年に徳川家康が関東移封に際して、奥平信昌が三河新城から移り3万石を領した。慶長6年に信昌は美濃加納へと移り宮崎城は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄　道： 上信鉄道上信線神農原駅〜徒歩約10分
　車　： 上信越道下仁田ＩＣ〜国道254号線
駐車場： なし


ひとくち ＭＥＭＯ
神成城と一体となった小幡氏の重要拠点となっていたお城。

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