下総 守谷陣屋


お城のデータ
所在地 茨城県守谷市本町
遺 構 なし。
形 式 陣屋 築城者: 堀田正俊 築城年代: 慶安4年


見 ど こ ろ
 守谷陣屋は、守谷城の大手門と清水門との間、現在の守谷小学校の敷地辺りに築かれていた。陣屋の遺構は何も残っていないが、グランド北側の道路沿いに守谷城の石碑が建てられている。


歴     史
 守谷陣屋は、守谷城廃城を元和3年に土岐定義が摂津高槻への移封時とする説と再封した定義の子土岐頼行が寛永4年に出羽上山へ移封になった説がある。前説に従えば、頼行が再入封した寛永2年に陣屋を構えたとも考えられる。
 
 慶安4年、堀田正俊が父正盛の遺領の一部と従前の所領を合わせて13,000石を領して大名に列し守谷に陣屋を築いた。寛文7年に正俊は7,000石を加増され上野安中へと移った。翌年酒井忠拳が部屋住みのまま下総等5ヶ国の内で2万石を与えられ、守谷に陣屋を構えた。天和元年に酒井家の家督を継いで上野前橋へと移り、部屋住み時代の2万石は収公され守谷陣屋は廃された。


お城へのアクセス
鉄 道: 関東鉄道常総線守谷駅〜バス/守谷小学校入口
 車 : 常磐道谷和原IC〜国道294号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
守谷城の一角に構えられた陣屋。

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