越後 清崎城


お城のデータ
所在地 新潟県糸魚川市一の宮1丁目
遺 構 曲輪、堀
形 式 平城 築城者: 堀清重 築城年代: 慶長6年


見 ど こ ろ
 清崎城は、現在の糸魚川市役所から清崎神社・天津神社の境内一帯に築かれていた。この辺りは周囲の市街地よりも一段高くなった地形となっていて、かつての城の名残とも云える。

 城の遺構は、ほとんど残っていないが、清崎神社の鳥居前には残る堀と天津神社社殿入り口前にある池が堀の一部を利用したものと考えられているとか。


歴     史
 清崎城は、慶長6年に堀清重によって築城された。清重は上杉遺民一揆のために根知城を破却し清崎城へと居城を移した。

 堀氏改易後、福島城へ信濃川中島から松平忠輝が入ると、清崎城へは忠輝の重臣松平信宗が16,500石で城主となった。その後、元和4年に松平忠昌の重臣稲葉正成が2万石で城主となった。

 松平光長が越後高田へ入ると荻田主馬が城代となるが、天和元年の越後騒動にて松平光長が改易となると清崎城は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR北陸新幹線糸魚川駅〜徒歩約15分
 車 : 北陸道糸魚川IC〜国道148号線
駐車場: 天津神社の参拝者用無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
神社境内に残る池が堀跡と云われても・・・。

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