羽前 金沼館


お城のデータ
所在地 山形県東田川郡庄内町深川字大縄場
遺 構 曲輪、土塁、堀
形 式 居館 築城者: 大渕時興 築城年代: 鎌倉時代


見 ど こ ろ
( 八幡神社境内東側の土塁 )
 藤島川右岸に位置する大渕地区の東側に一面に広がる水田の中にポツンと八幡神社の杜が見える。ここが金沼館。

 金沼館は、方形居館形式の縄張りと推測され、八幡神社の本殿北側に幅約7m程の水堀が60m程残っていて、水堀の内側(本殿側)には高さ約1mの土塁が堀に沿って築かれている。堀の外側の土塁は、内側よりも高く約1.5m〜2mあり、境内の西から東側にL字型に残っていた。


歴     史
 金沼館は、鎌倉時代後期に大渕時興によって築かれた。南北朝時代には時興は南朝方の武将とされ、金沼館は南朝方の藤島城大渕館の支城であったと云われている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR羽越本線酒田駅〜バス/広野
 車 : 日本海東北道酒田IC〜国道7号線〜県道357号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
神社本殿背後に残る土塁と堀は見応えがある館。

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