播磨 平福陣屋


お城のデータ
所在地 兵庫県佐用郡佐用町平福
遺 構 現存門
形 式 陣屋 築城者: 松平氏 築城年代: 寛永17年


見 ど こ ろ
 因幡街道の宿場町平福。佐用川の流れ、山間の宿場町、この風情がここを訪れた人に仄かな安らぎを与えてくれる。作用川左岸にある利神城城跡に登る前に、まずは宿場町を散策するのもいいものだ。

 この宿場町を見下ろすように高台(道の駅ひらふくの南隣り)に旗本の采地陣屋の平福陣屋がある。陣屋跡は郷土資料館になっていて、利神城に関する資料も豊富に揃っている。陣屋門が現存しているが、この門は元治元年に代官佐々木平八郎が建てたものとか。


歴     史
 平福陣屋は、寛永8年に利神城主池田輝興が播磨赤穂へと移り利神城が廃城となった。その後、寛永17年に播磨山崎城主松平(松井)康映の子康朗が5,000石を分知され旗本に列し、采地陣屋を平福に構えた。以後、一時期天領となるが松井松平氏が代々この地を領して明治に至った。


お城へのアクセス
鉄 道: 智頭急行鉄道平福駅〜徒歩
 車 : 中国道佐用IC〜国道373号線
駐車場: 道の駅ひらふくの駐車場を利用。


ひとくち MEMO
因幡街道随一と云われた宿場町平福を治めた旗本陣屋。

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