遠江 秋鹿屋敷


お城のデータ
所在地 静岡県磐田市中泉字奥久保
遺 構 庭園
形 式 居館 築城者: 秋鹿直朝 築城年代: 天正6年頃


見 ど こ ろ
 秋鹿屋敷は、中泉の表通りから西側に入った市街地の真っ只にあり、現在は「中泉歴史公園」となっている。公園の前を南北に流れる用水が堀代わりであったのであろうか。公園内には「扇子池」と名付けられた庭園が残っていた。


歴     史
 秋鹿屋敷は、天正6年頃に秋鹿直朝によって築かれた。直朝は、徳川家康の中泉御殿造営のため、それまでの秋鹿氏居館敷地を献上した代替地として久保の地を拝領して屋敷を構えた。

 直朝は、天正18年に家康の関東移封に従った。慶長5年に中泉に帰郷して近村御代官を務め、慶長8年に八幡宮社領250石を与えられた。4代続いて旗本として代官職をつとめたが、5代朝就から神職専任となり明治に至った。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線磐田駅〜徒歩約15分
 車 : 東名磐田IC〜県道86号線〜県道56号線
駐車場: 中泉歴史公園の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
庭園が残ってる秋鹿氏の居館。

静岡県のお城
一覧表へ
トップページへ

東海のお城
静岡県愛知県岐阜県三重県