紀伊 陽山御殿


お城のデータ
所在地 和歌山県紀の川市東野
遺 構 曲輪、堀切、井戸
形 式 御殿 築城者: 徳川頼宣 築城年代: 寛文9年


見 ど こ ろ
( 御殿北側の堀切付近 )
 陽山御殿は、丘陵の先端部を利用して築かれ、南に紀の川の流れを一望することができる位置にある。東野地区の北側高台にある「JA紀の里農産物流センター」東側の果樹園となっている一帯が御殿跡だ。

 陽山御殿は、北側の丘陵との間には堀切を設けられた縄張りで、現在は堀も殆ど埋められて果樹園と化しているが、じっくり見ると堀切の痕跡を道路の両側に見ることが出来た。 


歴     史
 陽山御殿は、寛文9年に徳川頼宣によって築かれた。頼宣の隠居所として築かれたが、方位が悪いことを理由に新たに港御隠殿が造営され、陽山御殿は寛文11年に廃止となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR和歌山線粉河駅〜バス/高野辻〜徒歩約10分
 車 : 京奈和道紀の川東IC〜県道122号線〜国道24号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
徳川頼宣の隠居所として設けられた御殿。

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