甲斐 義清屋敷


お城のデータ
所在地 山梨県中巨摩郡昭和町西条
遺 構 なし。
形 式 居館 築城者: 源 義清 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 源義清の居館は市河荘にあったが、市河荘の荘域は広く、平塩岡の館と義清神社の館との二ヶ所の伝承地があり、最初土着したのが平塩岡で晩年が義清神社の館とするのが一般的な説とか。発掘調査の結果などから、義清神社の辺りが有力視されている。

 義清神社の前には居館の遺構かどうかは分からないが堀があり、境内には積穂と案内板が立てられていない。神社の近くには義清の墓とされる義清塚がある。


歴     史
 義清館は、天承元年頃に源義清によって築かれたと伝えられている。源義光の子義清は、大治5年に常陸国でも濫行を告発され、天承元年頃に甲斐国巨麻郡市川荘へ配流された。義清はこの地に土着し居館を構え、長承2年に市河荘荘司となった。その後、義清・清光父子は、逸見荘へ進出して居館を移した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR身延線国母駅〜徒歩約10分
 車 : 中央道甲府昭和IC〜国道20号線〜県道3号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
もう一つの甲斐源氏発祥の地となった居館。

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