羽前 横越館


お城のデータ
所在地 山形県西置賜郡白鷹町横田尻字南小路
遺 構 土塁、堀跡
形 式 居館 築城者: 藤原安親 築城年代: 平安時代末期


見 ど こ ろ
 横越館は、横田尻地区の中央部にある高徳寺境内とその周辺が城域であった。

 館は、ほぼ方形の居館造りの縄張りであったと推定され、寺の北側に現在は要す炉用水路となっているが館の堀跡が認められる。また、寺の本堂裏手に僅かであるが土塁が残存している。尚、寺の山門脇に館の案内板が立てられていた。


歴     史
 横越館は、平安末期の永久から大治年間頃に藤原安親によって築かれた。藤原氏は、その後横越氏を称した。横越氏は、約250年にわたって下長井庄白川以北を治め、応永3年に成宗が鮎貝城を築き、居城を移し鮎貝氏を称した。


お城へのアクセス
鉄 道: 山形鉄道フラワー長井線蛋桑駅〜徒歩約20分
 車 : 東北中央道山形上山IC〜国道348号線〜県道11号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
寺の本堂の裏手に僅かだが土塁が残る居館。

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