羽後 山谷楯


お城のデータ
所在地 山形県酒田市山谷字三ヶ沢
遺 構 曲輪、空堀
形 式 丘城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
( 県道脇の標柱 )
 山谷楯は、河内城とも呼ばれ、鷹尾山から最上川支流の相沢川右岸に向けて派生する尾根の先端部が舌状台地となっている部分を利用して築かれている。

 山谷楯は、台地の山頂部を楕円形に削平して主郭とし、西側に続く尾根にも帯曲輪が配された縄張りであったようだ。現在は、竹藪とブッシュに覆われて未整備状態で、南麓に標柱と山谷八幡森阿弥陀三尊板碑の説明板が立てられていた。


歴     史
 山谷楯は、築城年代や築城者については定かではないが、平安時代に安倍貞任が陸奥から落ち延びてここに籠もったとの伝えられている。南北朝時代の暦応2年に南朝方堀河具信が挙兵したが、翌年に北朝方に敗れて山谷楯(河内城)へ退いた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR羽越本線砂越駅〜タクシー約15分
 車 : 日本海東北道酒田中央IC〜県道40号線〜県道365号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
南北朝時代に南朝方の城であったが・・・。

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