羽前 山辺高楯城


お城のデータ
所在地 山形県東村山郡山辺町山辺
遺 構 曲輪、堀
形 式 平山城 築城者: 武田信安 築城年代: 宝徳元年


見 ど こ ろ
 高楯城は、西高楯地区にある天満神社境内となっている一帯に築かれていた。

 神社本殿がある曲輪が本丸で、ここに城石碑と案内板が立てられている。 この本丸から南側に数段の曲輪が階段状に配置され、高楯城の内郭を形成している。更に、内郭を取り囲むように二の堀が、その東側には三の堀があった。これらの堀は一部残している。

 高楯城南二の堀のすぐ南側の高台には山野辺城があり、両城とも最上氏重臣の居城であったことから、両城が連携して防御する一城別郭の城とも考えられる。


歴     史
 高楯城は、宝徳元年に武田信安によって築かれた。その後、山形城主最上氏の重臣高楯正福が城主となり2万石(諸説あり)を領した。正福は、元和元年大坂夏の陣に参陣し討死している。


お城へのアクセス
鉄 道: JR左沢線羽前山辺駅〜バス/東高楯
 車 : 東北中央道山形中央IC〜県道18号線〜国道458号線
駐車場: 天満神社参拝者用の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
南隣に同規模の平山城が並列している・・・なぜ?

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