陸前 涌谷城


お城のデータ
所在地 宮城県遠田郡涌谷町涌谷字下町
遺 構 現存櫓、模擬天守、曲輪、石垣
形 式 平山城 築城者: 涌谷氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 涌谷城は、江合川左岸にそって南北に祖ドナ額伸びる舌状台地の先端部に築かれている。涌谷城は、伊達二十一要害の一つに数えられたお城だ。現在は城山公園として整備され、模擬天守(資料館)・太鼓堂(現存隅櫓)が本丸南端部に建てられている。

 近世涌谷城の縄張りは、城山公園・涌谷神社境内が本丸(ここに涌谷伊達氏の居館があった)、本丸の南から北側を取り囲むように二の丸があり、更にその南側に三の丸があり、それぞれの曲輪は堀で囲まれていた。本丸涌谷神社社殿の背後には空堀の一部が残っている。また、二の丸・三の丸は市街地となり、堀などの遺構は残っていない。 


歴     史
 涌谷城は、築城年代は定かでないが涌谷氏によって築かれた。涌谷氏は、大崎氏一族百々城主百々美濃守の次男が涌谷美濃守を称した説と百々高詮の次男直信が涌谷氏の祖とする説がある。天正18年、奥州仕置により大崎義隆が改易になり、涌谷氏も大崎氏と運命を共にした。

 天正19年、大崎・葛西の地に伊達政宗が移封されると、涌谷城は伊達一族の亘理重宗に与えられた。重宗は、当初百々城へ入り、涌谷城を近世城郭へと修改築して居城を移した。以後、亘理氏が代々涌谷を領して明治に至った。尚、亘理氏は三代定宗の時に伊達姓を許されている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR石巻線涌谷駅〜涌谷中学前
 車 : 三陸道松島北IC〜国道346号線〜県道173号線
駐車場: 城山公園の無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
伊達一門亘理氏が江戸時代を通じて居城したお城。

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