羽前 大塚城


お城のデータ
所在地 山形県東置賜郡川西町大塚字天神館
遺 構 曲輪、土塁、堀、移築門
形 式 平城 築城者: 大塚親行 築城年代: 鎌倉時代


見 ど こ ろ
 大塚城は、最上川左岸の河岸断崖を利用し、現在の高徳寺境内東側の宅地と畑地となっている一帯に築かれていた。

 城の縄張りは、最上川を背にして本丸を置き、西側に二の丸、本丸と二の丸南側に三の丸を配置、それぞれの曲輪を堀と土塁が囲繞していた。

 城の遺構は、二の丸西側に土塁の一部が残存している。また、高徳寺南側の交差点脇に大塚城大手門を移築した牛谷氏の門が残っていた。


歴     史
 大塚城は、鎌倉時代に大塚親行によって築かれた。戦国時代に城主大塚将監は、天文の乱に戦功があげている。子の宗頼は、天正19年に伊達政宗が陸前岩出山へと移封になると、これに従って移り、大塚城は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR米坂線犬川駅〜徒歩30分
 車 : 米沢南陽道路米沢北IC〜国道13号線〜県道239号線〜県道242号線
駐車場: 牛谷家の門見学者用の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
大豆畑の縁には土塁と堀跡が残っているお城。

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