羽後 太田城


お城のデータ
所在地 秋田県大仙市太田町太田字築地古城
遺 構 曲輪、土塁、堀
形 式 平城 築城者: 太田氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 太田城は、窪堰川右岸の自然段丘に築かれた平城で、今は農村センターと幼稚園敷地となっている。

 城の縄張りは、二重の堀に囲繞された主郭と馬場と呼ばれる曲輪から成り、南側の外堀は窪堰川を利用しいる。

 内堀と主郭・馬場内の遺構は消滅しているが、外郭東側から北側にかけてと南西隅に土塁が残っている。特に東側の土塁は約80mほどの長さもあり、復元された外堀と共に往時の太田城の姿を偲ばせてくれる。


歴     史
 太田城は、築城年代は定かでないが太田氏によって築かれ、太田小治郎某・太田四郎秀頼が居城したと云われている。

 戦国時代、角館城主戸沢氏の支配下にあり、戸沢三十五城の一つに数えられ、天正18年の豊臣秀吉の奥州仕置きにより廃となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR奥羽本線大曲駅〜バス/長信田
 車 : 秋田道大曲IC〜国道105号線〜県道50号線
駐車場: 農村センターの無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
現存する土塁と復元された堀・土塁が往時の姿を忍ばせてくれるお城。

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