播磨 中道子山城


お城のデータ
所在地 兵庫県加古川市志方町岡
遺 構 曲輪、石垣、土塁
形 式 山城 築城者: 赤松則祐 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 「志方の城山」として地元の方に親しまれている中道子山城。山頂の城跡へは、舗装された登山道が7合目付近まであり、その後は遊歩道が設けられている。山頂の城跡は、城山公園として一応整備はされているが、結構荒れた公園って感じだ。しかし、城の規模から見ると、戦国山城としてはなかなか壮大な城といえる。
 
 本丸は、周囲を比較的低い土塁が周囲にめぐらされ、「赤松城」の石碑が建てられている。本丸に付属する様に、土塁に囲まれた小さな曲輪がある。ここに米倉があったとか。この曲輪の虎口に石段と石垣が一部 残っている。


歴     史
 南北朝時代に赤松則祐が築き、弟の氏範が守将となた。その後、一時廃城となっていたが、享徳年間に孝橋繁広が再興した。

 孝橋氏は、5代秀時まで中道子山城の城主として続いた。しかし、4代秀光が天文18年に摂津三宅城で戦死した後、子の秀時は中道子山城を捨て、播磨佐用郡浅瀬山城へ移り廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR山陽線加古川駅〜神姫バス/細工所
 車 : 山陽道加古川北IC〜県道43号線
駐車場: 登山道入口に無料駐車場あり。(10台程度)


ひとくち MEMO
志方の城山と親しまれているお城。 
  • 中道子山城の登城口
    バス停近くの志方東小学校がまず目標。加古川北IC方面から来ると東志方郵便局が目印。郵便局の先(約100m)の交差点を左折して道なりに500m程進むと中道子山城への道しるべがある。ここを左折して大蔵神社の先のT字交差点右折する。ここから遊歩道入り口まで林道を登る。

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