三河 田代城


お城のデータ
所在地 愛知県豊田市田代町入北切
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 丘城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 田代城は、郡界川の左岸にそって東西に伸びる丘陵の支尾根先端部を利用して築かれている。集落の入り口付近に案内板があり、案内板左手背後の山が城跡だ。

 城の縄張りは、丘陵の先端部に2段に分かれた主郭を置き、東側の背後を二重の堀切で遮断している。主郭は一応下草も刈られていたが、堀切と東側の曲輪は竹藪となっていて、冬場はともかく夏場の登城は遠慮したい。


歴     史
 田代城は、築城年代や築城者は定かでないが、城主として森外記・松平主税・松平甚五左衛門の名が伝わっている。

 天文・永禄年間に今川義元が松平氏などを田代城へ出兵させ松平道久を攻め降している。天正2年の武田氏の三河侵攻では大沼城などと共に武田氏によって攻め落とされた。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄名古屋本線東岡崎駅〜バス/新井前
 車 : 東海環状道豊田松平IC〜国道301号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
主郭の背後には箱堀状の堀切があるお城。

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