越後 滝谷城


お城のデータ
所在地 新潟県刈羽郡刈羽村滝谷字城ノ前
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 戦国時代


見 ど こ ろ
 滝谷城は、別名勝山城とも云われ主郭部分は公園化され、どういうわけかミニ天守閣が城跡碑の建てられている。「子供を連れてお城に来れば・・・」こんな発想なのかなぁ〜。

 滝谷城の縄張りは、公園化された丘陵頂上部の本丸・二の丸部分だけでは大したものではない。しかし、実際には雑木とブッシュに覆われているが、主郭部を中心として階段式に曲輪を設け、更に北に続く尾根筋には「東城」と称する出丸が配置され、日本海側への押さえを果たした重要な城に相応しい規模の城だと云える。


歴     史
 滝谷城は、戦国時代に築かれたが築城者については定かでない。文治年間に城義賢の将野呂一伯の居城とも伝えられているが文献にはなく確証はない。

 戦国時代の天正年間には、赤田城主斎藤朝信の家臣に野呂信満が文献にあり、斎藤氏の家臣野呂氏が滝谷城を守備していたと推定されている。滝谷城は、赤田城の支城として機能していたことから、慶長3年の上杉景勝の会津若松移封に伴い廃城となったと考えられる。 


お城へのアクセス
鉄 道: JR越後線滝谷駅〜徒歩約30分
 車 : 北陸道西山IC〜県道393号線〜県道23号線
駐車場: 滝谷城(勝山城)の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
三層のミニ天守が出迎えてくれるお城。

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