長門 毛利元氏館


お城のデータ
所在地 山口県下関市豊北町滝部
遺 構 なし。
形 式 居館 築城者: 毛利元氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 毛利元氏館、現在の下関北高校豊北校舎敷地となっている一帯に築かれていたと伝えられている。校舎敷地のある丘陵の三方を滑川が蛇行して天然の堀の役目を果たしている地形となっている。館の遺構などは何も残っていないが、高校前の県道脇と高校のグランド背後の丘に石碑が建てられていた。

 元氏が城主であった竜山城とは約12kmほど離れており、平時にはこの滝部の館を居館としたのだろうか?もっとも滝部の町が旧豊北町の中心であったことも考慮するとここに居館があっても不思議ではないのだが・・・。


歴     史
 天正19年、吉川元春の次男元氏(繁沢元氏)が竜山城(殿居の城山)を預かり阿川・滝部・田耕1万石を領した。慶長5年に毛利氏が防長2国へと減封になると、元氏は周防高森へと移り小早川秀包の子元鎮が7千石を領して入った。寛永2年に元鎮の子元包は周防吉敷へと移った。


お城へのアクセス
鉄 道: JR山陰本線滝部駅〜下関北高校前
 車 : 中国道美祢IC〜国道435号線〜国道191号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
吉川元春の次男元氏(繁沢元氏)の居館。

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