近江 多喜城


お城のデータ
所在地 滋賀県甲賀市甲賀町滝字南平
遺 構 曲輪、土塁
形 式 丘城 築城者: 多喜家継 築城年代: 弘安7年


見 ど こ ろ
 多喜城には、4つの支城(多喜北城・多喜南城梅垣城青木城)があり、今回訪れた多喜城が戦国時代の本城と云われている。

 多喜城は山の山腹にあり、主郭部にはコの字状に土塁が残っていて、特に主郭部東側の土塁は高さ約5m程の高さがある。(最初判らず山の斜面とばかり思い登った所が東側の土塁であった。)更に主郭部東側には2段の削平地があり、そこは現在竹藪と墓地になっていた。 


歴     史
 多喜城は、弘安7年に多喜家継によって築かれた。 多喜氏は、伴四党(大原・上野・伴・多喜)の一つで、家継が多喜氏の祖とされている。多喜一族には、水口岡山城主であった中村一氏がいる。 


お城へのアクセス
鉄 道: JR草津線甲賀駅〜徒歩約10分
 車 : 新名神高速甲南IC〜県道44号線〜県道4号線/大原市場〜市道
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
丘の上には高い土塁が残る多喜氏の本城。

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