近江 高嶺南城


お城のデータ
所在地 滋賀県甲賀市甲賀町高嶺字杉ノ後
遺 構 曲輪、堀切、土塁
形 式 丘城 築城者: 高嶺氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 高嶺南城は、高嶺地区の南端に東西に連なる丘陵上に築かれ、現在は東海自然道が城のすぐ南下を通っている。この道が東湯舟へと通じる伊賀越えの道で、「国境を守る城」と「交通の要所を押さえる城」と二つの意味合いを持った城だ。

 県道から東海自然道を東へと進み伊賀見城を経て高嶺南城へと至る。丘陵のピークを利用して築かれた単郭方形の縄張りの城だ。東と西にそれぞれ堀切を設け、曲輪を囲繞する土塁は北東部が高く物見台となっていて、虎口が南に向けて開かれている。但し、郭内が矢竹が密集して遺構確認には一苦労させらる。


歴     史
 高嶺南城は、築城年代は定かではないが高嶺氏によって築かれた。伊賀の小杉村の土豪堀井氏の城とする文献もあり、近江・伊賀国境線上で勢力が強い方がこの城を占拠p利用してしていたと考えられる。


お城へのアクセス
鉄 道: JR草津線甲賀駅〜バス/高嶺
 車 : 新名神高速甲南IC〜県道134号線〜県道50号線〜県道51号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
伊賀越えの道を押さえる近江・伊賀の国境上に築かれたお城。

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