羽後 山 楯


お城のデータ
所在地 山形県酒田市山楯字北山
遺 構 曲輪、土塁、堀切、竪堀
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
( 主郭東側に残る土塁 )
 山楯は、山楯地区の背後に相沢川右岸に向けて南北に連なる出羽丘陵の西端部を利用して築かれている。

 丘陵先端部のピークに主郭を置き、背後の丘陵とは堀切で遮断線を構築している。東西188m×南北80mの主郭は、「山楯城趾公園」として整備されて土塁と櫓台の遺構を見ることができる。資料に拠れば、主郭から西に向けて二つの尾根筋には連郭式曲輪が幾段にも配置されているようだが、主郭以外は薮に覆われて人の立入りを拒んでいる。


歴     史
 山楯は、築城年代や築城者については定かでないが、庄司四郎兵衛尉が居城していたと伝えられている。庄司氏は、最上郡沼平城主東海林氏の一族を云われ、天正16年に千安の役では大宝寺義興に与して山楯・朝日山城へ立て籠もっている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR羽越本線砂越駅〜バス/東部中学校前〜徒歩約30分
 車 : 日本海東北道酒田中央IC〜県道40号線〜国道345号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
庄内飽海郡を一望できるはずなのだが・・・。

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