豊前 末広城


お城のデータ
所在地 大分県中津市永添字城屋敷
遺 構 曲輪
形 式 平城 築城者: 末広氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 末広城は、現在の正明寺境内となっている一帯に築かれていた。地籍図を見ると寺の境内約200m四方の方形居館と外屋敷・中屋敷の字名が残る境内南側の住宅地に家臣団の居館と連結した居館集合体とも云える縄張り形態であったようだ。堀の遺構が残っていると資料には記載されていたが、境内周辺の用水路のことだろうか?


歴     史
 末広城は、築城年代は定かではないが末広氏によって築かれた。天正7年、長岩城主野仲鎮兼が大友方の坂手隈城を攻略して末広城を囲んだ。城主末広正明は野仲氏に降り開城した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR日豊本線中津駅〜バス/古城の坂
 車 : 東九州道中津IC〜中津日田道路伊藤田IC〜県道663号線
駐車場: 正行寺の参拝者用無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
国人領主末広氏の居城。

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