三河 城之腰城


お城のデータ
所在地 愛知県豊川市萩町二反田
遺 構 曲輪、土塁、堀
形 式 平城 築城者: 奥平勝次 築城年代: 永禄年間


見 ど こ ろ
 城の腰城は、東西に流れる山陰川の河岸段丘を利用して築かれた城だ。現在、城跡を県道が貫通し南半分は見るべき遺構は残されていない。

 県道沿いに標柱が建てられ、その背後の台地(曲輪)に登ると、曲輪北面に沿って低いが土塁が残り、東面には高さのある土塁と空堀が良好な状態で残っていた。


歴     史
 城の腰城は、永禄年間に奥平勝次によって築かれた。奥平氏は、作手亀山城主奥平氏の一族で、長篠の合戦の時、本家貞能・信昌が武田から徳川へ寝返った為、武田氏への人質であった奥平勝次の子虎之助は、武田氏によって処刑された。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄名古屋本線名電赤坂駅〜バス/萩小学校
 車 : 東名音羽蒲郡IC〜国道1号線〜県道322号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
県道が貫通して城を二分しているが・・・。

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