下野 山本城


お城のデータ
所在地 栃木県芳賀郡益子町山本字堀ノ内
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 平城 築城者: 高塩政平 築城年代: 大永年間


見 ど こ ろ
 山本城は、西明寺城のある高館山から南へと伸びる丘陵の南端部で西へと張り出した支尾根先端部の台地を利用して築かれている。山本地区にある光明寺の東側にある山林・畑地・民家敷地となっている一帯が城跡で、主郭跡は民家敷地となっていて、主郭内部へは立入はできない。

 山本城の主郭は東西約45m×南北約40mの方形で周囲には土塁と空堀が囲繞し、その一部が今も良く残っていた。更に、光明寺周辺まで幾つかの曲輪はあり、その外側には外堀が構築されていたと推定されているようだ。


歴     史
 山本城は、大永年間に宇都宮氏の一族笠間氏の家臣高塩政平によって築かれた。天正11年に益子城主益子家宗が水谷正村らの結城氏からの加勢を得て高塩氏の山本城を攻めた高塩合戦で政平は敗れ、山本城は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: 真岡鉄道益子駅〜タクシー約15分
 車 : 北関東道真岡IC〜国道408号線〜県道257号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
益子氏と笠間氏との紛争によって攻め落とされた高塩氏の居城。

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