下野 大宮城


お城のデータ
所在地 栃木県栃木市大宮町
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 平城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
( 大宮神社東側の土塁と堀 )
 大宮城は、大宮地区にある大宮神社境内から南側の畑地・宅地となっている一帯に築かれていた。

 大宮城は副郭式の縄張りの城であった。大宮神社境内が北城と呼ばれる曲輪で、境内の東側に土塁と空堀の一部が残っている。神社南側の畑地が御城と呼ばれる主郭で、堀田氏がここに陣屋を構えていた。更に、御城東側の民家敷地が中城と呼ばれている曲輪であった。


歴     史
( 大宮陣屋跡 )
 大宮城は、築城年代や築城者については定かでないが、一説に拠れば小山氏によって築かれたと云われている。

 貞享元年に老中堀田正俊が稲葉正休に江戸城内で刺殺され、嫡男正仲が下総古河10万石(後に出羽山形、次いで陸奥福島へ移封)を継承した際、次男正虎が2万石を分知され下野大宮に陣屋を構えた。元禄7年に兄正仲が死去し、正虎が兄の養子となり福島藩主を継承した。下野大宮2万石は収公され大宮藩は廃藩となった。 


お城へのアクセス
鉄 道: JR両毛線栃木駅・東武鉄道日光線栃木駅〜バス/大宮公民館
 車 : 東北道栃木IC〜県道32号線〜県道44号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
小山氏の支城であった場所に江戸時代に陣屋が置かれていたが・・・。

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