岩代 下荒居城


お城のデータ
所在地 福島県会津若松市北会津町下荒井字古館
遺 構 土塁、堀
形 式 平城 築城者: 富田祐義 築城年代: 嘉暦2年


見 ど こ ろ
 葦名氏の「四天の宿老」の一つ富田氏の居城であった下荒居城は、本丸・二の丸・三の丸と連郭式に曲輪が並んだ縄張りの城であった。現在はグランドと住宅地となっている。宝寿院とグランドの境辺りに二の丸の土塁が残存していると資料にあったが、現地で探してみたがよく分からなかった。


歴     史
 下荒居城は、嘉暦2年に富田祐義によって築かれた。富田氏は、松本・平田・佐瀬氏と共に「四天の宿老」と称された葦名氏の重臣であった。

 天正17年、会津侵攻を目指す伊達政宗と迎え撃つ葦名義広との「摺上原の合戦」では、富田隆実率いる葦名勢の先鋒は、伊達勢の先鋒猪苗代盛国、二陣片倉景綱も破るなど活躍をしたが、葦名勢の足並みがそろわず総崩れとなった。葦名方の敗北により下荒居城も落城した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR磐越西線会津若松駅〜バス/荒舘農協
 車 : 磐越道会津若松IC〜国道262号線〜県道152号線〜県道59号線
駐車場: なし。(荒舘多目的広場内に駐車可能。)


ひとくち MEMO
葦名氏の「四天の宿老」の一つ富田氏の居城。

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