摂津 福井城


お城のデータ
所在地 大阪府茨木市東福井3丁目
遺 構 曲輪、石垣
形 式 丘城 築城者: 不明 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 福井城は、福井山から南に延びる尾根の先端部に築かれた城だ。この地は、摂津から丹波へ抜ける丹波街道を押さえる交通の要衝の地だ。

 バス停東側の民家と水田の間に石碑と案内板がある。現在は城跡全体が水田となっているが、東西両側に川が流れ堀の役目を果たし、本丸・二の丸・三の丸と曲輪がはっきりと残っている。特に、本丸は一段高くなっており切岸も明確だ。本丸東側には石垣の一部が残っていた。


歴     史
 福井城は、築城者については定かでないが(一説によると楠木正成)南北朝時代に築かれた。

 応永7年に細川頼之が摂津守護になると、福井城には守護代を城主とした。細川勝元の時代にも守護代秋庭元明を福井城主としている。その後、大永7年には細川管領家内紛で細川高国方に与したため、晴元方の三好元長によって攻められ落城した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線茨木駅、阪急電鉄京都線茨木市駅〜バス/東福井3丁目
 車 : 名神茨木IC〜国道171号線〜府道110号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
台地の上は一面水田が・・・、でもここがお城。

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