丹波 沢田城


お城のデータ
所在地 兵庫県丹波篠山市沢田
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 山城 築城者: 小林長任 築城年代: 永正年間


見 ど こ ろ
 沢田城は、小林氏の菩提寺でもある小林寺の背後の裏山に築かれた。寺の山門を入って左手にある墓地(曲輪の一つ)から寺の本堂裏へと登る。

 主郭部には立派な石碑と案内板があるが、この部分を除いて殆ど竹藪に覆われている。主郭北側から南側の尾根先端部にある毘沙門堂まで曲輪が続き、浅いながらここに堀切の遺構も残っていた。


歴     史
( 堀  切 )
 沢田城は、永正年間に小林長任によって築かれた。小林氏は、丹波守護代の家柄であったが、戦国時代には八上城主波多野氏の重臣となり沢田城に居城した。 

 天正7年、城主小林重範は柏原八幡山城へ迫った明智光秀を氷上城主波多野宗貞らと供に迎え撃ったが、この戦いで討ち死にし、沢田城も落城したと考えられている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR福知山線篠山口駅〜バス/城北口
 車 : 舞鶴道丹南篠山口IC〜県道36号線〜市道
駐車場: 小林寺の参拝者用無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
お寺の背後の竹藪には連郭式のお城が隠されていた。

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