岩代 大枝城



お城のデータ
所在地 福島県伊達市染川町東大枝字館
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 山城 築城者: 伊達宗行 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ
 大枝城は、阿武隈川に広瀬川が合流する地点に架かる梁川橋を渡ると、西側に北から半島状に突き出た小高い丘が見える。ここが大枝城だ。丘陵の先端部に主郭を置き、北側に一段下がって二の丸、その東側に三の丸を配置した縄張りとなっている。現在、城跡は一面果樹園と畑地と成っていた。


歴     史
 大枝城は、室町時代初期に伊達宗行によって築かれた。宗行は、9代政宗の弟で、大枝築城後は大枝氏を称した。大枝氏は、宗行−宗景−宗澄−宗助−宗家と続き、天正19年に大枝宗直は、宗家伊達政宗の岩出山城移封に従い志田郡大倉城へと移り、江戸時代には亘理郡坂元城(要害)へ移っている。


お城へのアクセス
鉄 道: 阿武隈急行梁川駅、JR東北本線藤田駅〜バス/羽山下
 車 : 東北道国見IC〜県道46号線〜県道320号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
阿武隈川に突き出した半島状の丘陵に築かれた伊達一門のお城。

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