三河 奥殿陣屋


お城のデータ
所在地 愛知県岡崎市奥殿町雑谷下
遺 構 書院、庭園
形 式 陣屋 築城者: 松平乗真 築城年代: 宝永4年


見 ど こ ろ
 奥殿陣屋は、古城跡を利用して築かれた陣屋ではなく、当初から陣屋として築かれた。現在は、龍渓院の庫裡として使われた旧奥殿陣屋の書院が本来建てられていた場所に移築されている。

 陣屋は、山の麓に築かれ周囲から一段高く、陣屋と云えども一応の構えは施されている。現在では、陣屋の西側の、陣屋大手門から街道までの大手道は、畑となり様子は一転してしまっている。


歴     史
 徳川家康の祖4代松平親忠の次男乗元が大給城主となり大給松平を興した。その5代目真乗の長男家乗は岩村城主となり、その後西尾藩主として続く。次男直次は、大阪の陣に戦功 をあげ奥殿藩の藩祖となった。奥殿藩は、三河に4,000石のほか信州佐久に12,000石を領していた。

 この陣屋は、宝永4年に4代乗真の時大給の地から当地に移された。文化3年に11代藩主松平乗謨が信濃国田野口(龍岡城)に居城を移すまで7代152年間陣屋が置かれた。 (現地案内板より)


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線岡崎駅〜バス/奥殿陣屋
 車 : 東名高速岡崎IC〜国道1号線〜国道248号線〜県道39号線
駐車場: 奥殿陣屋の無料駐車場(約50台)利用。


ひとくち MEMO
陣屋の書院が移築先から本来の場所に再度移築されている陣屋。

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