羽前 尾花沢楯


お城のデータ
所在地 山形県尾花沢市尾花沢字館
遺 構 曲輪、堀
形 式 平城 築城者: 尾花沢藤左衛門 築城年代: 戦国時代


見 ど こ ろ
( 尾花沢小学校の遠景 )
 尾花沢楯は、最上川の支流丹入川左岸に面した河岸段丘の先端部を利用して築かれていて、現在の尾花沢小学校の敷地となっている一帯が城域とされている。

 現状から往時の縄張りを知ることは出来ないが、城館調査報告に拠れば体育館辺りが主郭で、堀を隔てて小学校校舎となっている辺りが二の曲輪であったようで、小学校敷地東側には南北に堀があり、南側を流れる沢が天然のの堀となっていた。


歴     史
 尾花沢楯は、戦国時代に尾花沢藤左衛門によって築かれた。天正10年から始まった天童合戦では天童氏方に与したため、最上氏方に与した延沢氏に攻略されている。その後、江戸時代になり、寛永13年に山形藩主鳥居忠恒が無継嗣により改易となった際、尾花沢・寒河江4万石は幕府直轄領となり、尾花沢楯跡に陣屋(代官所)が置かれた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR奥羽本線大石田駅〜バス/中町
 車 : 東北中央道尾花沢IC〜国道347号線〜県道120号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
江戸時代に代官所が置かれて明治まで存在したお城。

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