豊後 野津原御茶屋

お城のデータ
所在地： 大分県大分市野津原字本町
遺　構： なし。
形　式： 御茶屋 築城者： 加藤清正 築城年代： 慶長６年


見　ど　こ　ろ
（ 御茶屋に隣接する野津原神社 ）
　野津原御茶屋は、肥後熊本藩主の参勤交代時に使用した豊後街道に整備した宿泊施設であり、飛び地支配の役所であった。御茶屋は、野津原宿の中心部から北に入った一段高い場所に築かれ、現在は野津原小学校の敷地となったいる。

　御茶屋は、方形の居館形式の縄張りで周囲に堀が囲繞していた。発掘調査により小学校敷地東側で幅15m、深さ1.8m以上の堀跡が確認されている。御茶屋の門が隣接する野津原神社にあるとの情報があったが、現在が取り壊されていた。


歴　　　　　史
　野津原御茶屋は、慶長６年に加藤清正が天草の替地として豊後鶴崎・野津原・久住・佐賀関を与えられ、参勤交代時の宿泊地の御茶屋（代官所も併設）として設けられた。加藤氏改易後、肥後熊本に入った細川氏も引き続いて使用して明治に至った。


お城へのアクセス
鉄　道： ＪＲ日豊本線大分駅〜バス／野津原
　車　： 東九州道大分ＩＣ〜県道２１号線〜国道１０号線〜国道４４２号線
駐車場： なし。


ひとくち ＭＥＭＯ
肥後熊本藩主が豊後街道に整備した参勤交代時の宿泊施設。

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