遠江 日坂陣屋


お城のデータ
所在地 静岡県掛川市日坂字裏門
遺 構 堀跡
形 式 陣屋 築城者: 小笠原長煕 築城年代: 元文年間


見 ど こ ろ
( 日坂宿本陣の門 )
 日坂陣屋は、東海道の三大難所小夜の中山の西側にある日坂宿の北側に位置し、日坂宿北側を流れる逆川右岸の丘陵裾野の段丘を利用して築かれている。

 現在は、民家敷地となっていて道路に沿って一段低く畑となっているところが堀跡だ。これ以外に陣屋跡で特に見るべき遺構は残っていない。むしろ小さな東海道の宿場町であるが、本陣跡に残る門や旅籠川坂屋など江戸時代の宿場町の名残が訪ねて散策するのもいいものだ。 


歴     史
 日坂陣屋は、正徳2年に掛川城主小笠原長煕より日坂宿御林守を命じられた岩井佐太夫が元文年間に当地に御林守陣屋を築いた。その後、寛延2年からは中泉代官所の日坂宿代官手代も兼務し享和元年まで続いた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道新幹線・東海道本線掛川駅〜バス/日坂
 車 : 東名掛川IC〜県道38号線〜県道415号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
東海道の宿場町に置かれた御林守の陣屋。

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