山城 二条殿御池城


お城のデータ
所在地 京都府京都市中京区東玉屋町
遺 構 なし。
形 式 平城 築城者: 織田信長 築城年代: 天正4年


見 ど こ ろ
 二条殿御池城は、北は二条通りから烏丸御池まで、西は室町通りまでの南北に長い長方形の範囲が城域で、京都国際マンガミュージアムの建物などが建ち並び、西隣は妙覚寺の敷地となっている。

 二条御新造、二条新御所と呼ばれた城も現在は遺構などは何も残っていない。ただ、地下鉄烏丸御池駅1番出口脇に遺跡の石碑が立てられ、両替通・室町通御池上ルの2ヶ所に城跡碑が立てられていた。


歴     史
 二条殿御池城は、天正4年に織田信長によって築かれた。信長は二条晴良邸を接収して「二条御新造」を造営し、翌年に初めて宿泊している。天正7年、信長は正親町天皇の第一子誠仁親王に御新造を献上し、以後二条新御所と呼ばれた。

 天正10年、本能寺の変では妙覚寺に居た嫡男信忠は、二条新御所へと移って立て籠もったが、明智勢に攻められ、信忠は城を自焼させ自刃した。


お城へのアクセス
鉄 道: 京都市営地下鉄東西線京都市役所前駅〜徒歩5分
 車 : 阪神高速京都線鴨川西IC〜国道367号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
織田信長が自らの宿所として築いた二条城。

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