筑前 猫 城


お城のデータ
所在地 福岡県中間市上底井野
遺 構 曲輪
形 式 丘城 築城者: 麻生氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 猫城は、遠賀川左岸の平野部にある小高い独立丘に築かれている。現在は、月瀬神社の境内となっている。

 城の縄張りは、独立丘の山頂部を二段に削平して一の曲輪・二の曲輪を配した小規模なものだ。丘の三方を用水路が流れているが、これは堀跡と伝承されているようだ。

 南山麓に神社社務所がありここに猫城の案内板が立てられている。また、山頂部の二の曲輪には立派な城石碑があった。


歴     史
 猫城は、築城年代は定かではないが麻生氏によって築かれた。天正6年に宗像氏の持城となり吉田倫行が城代となった。天正8年に大友宗麟が毛利鎮実・立花道雪に命じて猫城を攻めさせたが落城させることができなかった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR筑豊本線筑前垣生駅〜徒歩約20分
 車 : 北九州都市高速黒崎IC〜県道48号線〜県道98号線
駐車場: 月瀬神社の参拝者用無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
遠賀川に面した独立丘に築かれた宗像氏の出城。

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