周防 室積台場


お城のデータ
所在地 山口県光市室積村字普賢山
遺 構 石垣
形 式 台場 築城者: 長州藩 築城年代: 弘化4年


見 ど こ ろ
 室積台場は、室積半島から砂州が伸びる象鼻ヶ岬に築かれている。岬と半島に囲まれた室積港は瀬戸内の天然の良港となっていて、室積浦には長州藩の室積番所が置かれていた。

 台場の構造は、高さ約4mの四角錐台形石塁となった台場で2門の大砲が備えられていた。現在は、台場の石垣は台風による大波で崩壊していたが、散乱した石材を集めて石塁の一部が復元されている。


歴     史
 室積台場は、弘化4年に長州藩によって築かれた。藩主毛利敬親は弘化2年から異国船の来航に備えて海岸防備のため台場建設に萩城下から着手し、翌年には瀬戸内で室積・上関等を選定した。元治元年には補強工事は行われ、台場の石垣がこの時に築かれた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR山陽本線光駅〜バス/公園口
 車 : 徳山東IC〜国道2号線〜国道188号線
駐車場: 室積公園の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
瀬戸内の天然の良港室積港を防衛する台場。

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