飛騨 百足城

お城のデータ
所在地：	岐阜県飛騨市古川町高野
遺　構：	曲輪、土塁、石積み
形　式：	丘城	築城者：	不明	築城年代：	不明

見　ど　こ　ろ

（ 虎口の石積み ） 　百足城は、国道41号線新蛤橋で宮川左岸に渡ると西正面に見える小高い丘に築かれている。南側の登り口前に道標があり、民家脇の空き地から遊歩道が付いている。 　馬蹄形に谷を取り囲むような尾根上に南北それぞれ1つある円墳がある。主郭部は、北の古墳を中心に北と西側に帯曲輪を伴う。主郭中央西側に虎口があり、ここに石積みの遺構があった。北の帯曲輪下にも虎口があり、ここは土塁の遺構が見られる。主郭から細尾根を隔てて南側の古墳があり、この古墳から三段の曲輪が配置されていた。

歴　　　　　史

百足城は、築城年代や築城者については定かではない。百足城の南側には姉小路氏（古川家）の古川城があることから推測すれば、姉小路氏によって古川城の支城として築かれたとも考えられる。

お城へのアクセス
鉄　道：	ＪＲ高山本線飛騨古川駅〜バス／宮城橋
車　：	中部縦貫道高山ＩＣ〜国道４１号線
駐車場：	なし。

ひとくち ＭＥＭＯ

二つの古墳を利用した縄張りのお城。

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