山城 物集女城


お城のデータ
所在地 京都府向日市物集女町中条
遺 構 曲輪、土塁、堀
形 式 平城 築城者: 物集女氏 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ
 物集女城は、物集女地区の中心部に築かれた土豪の城だ。御所海道の交差点の南側にあるバス停の先にあるマンション脇から路地を入るとフェンスに囲まれた堀があり、ここに案内板がある。 

 物集女城内は現在は民家と畑となっていて、物集女地区の公民館側から入ることができる。物集女城は、土塁と堀に囲まれた方形の縄張りで、北と東に土塁が残り、竹藪と化しているが東の土塁が保存状態が良かった。尚、物集女地区の公民館に物集女城の復元模型が展示されている。(土日祭日休館)


歴     史
 物集女城は、室町時代に物集女氏によって築かれた。物集女氏は、秦氏の一族で室町幕府の西岡被官衆の一人と考えられ、天竜寺領物集女荘の代官として在地の有力者でもあった。

 天正元年に織田信長が細川藤孝に桂川西岸一帯の地を与え、国人らの領土を安堵しました。しかし、物集女忠重は、細川氏の勝龍寺城へ御礼に参上を拒絶したため誘殺され、以後、物集女氏は衰退した。


お城へのアクセス
鉄 道: 阪急電鉄京都線洛西口駅〜バス/物集女、徒歩約15分
 車 : 名神山崎IC〜府道67号線/御所海道〜市道
駐車場: 物集女町公民館の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
物集女縄手の要害も今でも堀と土塁を残す。

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