下総 三浦氏陣屋

お城のデータ
所在地：	茨城県古河市東諸川字西屋敷
遺　構：	曲輪、土塁
形　式：	陣屋	築城者：	三浦共次	築城年代：	寛永18年

見　ど　こ　ろ

（ 南側虎口脇の土塁 ） 　三浦氏陣屋は、「土手中遺跡」と呼ばれ西仁連川右岸の河岸段丘端を利用して築かれている。現在は、民家敷地・畑地・アパート敷地となっている一帯で、南東隅の交差点沿いに案内板が立てられていた。 　陣屋は、旗本の采地陣屋であるため規模は大きくない。中世の豪族居館を陣屋として利用したと思える規模で、約60m四方の居館形式の縄張りだ。陣屋の遺構は、囲繞する土塁が所々削られ消滅している部分もあるが概ね良く残されている。

歴　　　　　史

三浦氏陣屋は、寛永18年に三浦共次によって築かれた。共次は下野壬生藩主三浦政次が没した際、跡を継いだ兄安次よ下総猿島・結城郡内で5,000石を分知され旗本に列した。諸川三浦家は、3代続いたが宝暦3年に改易となっている。

お城へのアクセス
鉄　道：	ＪＲ東北本線古河駅〜バス／東諸川
車　：	圏央道五霞ＩＣ〜国道4号線〜国道125号線
駐車場：	なし

ひとくち ＭＥＭＯ

旗本三浦氏は築いた采地陣屋。

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