三河 萩 城



お城のデータ
所在地 愛知県豊川市萩町下の坪
遺 構 曲輪、堀、土塁、井戸
形 式 丘城 築城者: 奥平主馬充 築城年代: 嘉吉2年


見 ど こ ろ
 萩城は、半島状に突き出た丘陵に築かれ、北から東側を流れる寺前川を堀として利用した城だ。登城口は、城の東側にあり、ここに標柱が建てられている。ここを登ると五段の段曲輪を経て主郭へと入る。

 城の縄張りは、丘陵尾根筋に連なる西側を二重の堀切で断ち切って背後の防備を固め、山頂部に広い主郭を置いて、比較的斜面の緩やかな北側に腰曲輪と水の手曲輪を配置している。 


歴     史
 萩城は、嘉吉2年に奥平主馬充によって築かれた。萩奥平氏は、作手亀山城主奥平氏の分家で、奥平貞久が作手と宝飯郡の一部を領し、四男主馬充に萩の地を分与した。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄名古屋本線名電赤坂駅〜バス/大林
 車 : 東名音羽蒲郡IC〜国道1号線〜県道322号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
尾根の先端を二重の堀切で断ち切って城域としたお城。

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