武蔵 松山陣屋


お城のデータ
所在地 埼玉県東松山市松葉町1丁目
遺 構 なし。
形 式 陣屋 築城者: 松平直克 築城年代: 慶長3年


見 ど こ ろ
 松山陣屋は、現在の東松山市役所と市役所南側一帯に築かれていた。現在は遺構などは何も残っていないが、市役所の表玄関脇に石碑と説明板が建てられている。

 説明板の記述によると、市役所が陣屋の役所があった所、東松山市総合会館が御殿跡であった。陣屋の周囲を土塁と堀が囲繞した縄張りで総合会館南側辺りに表門が置かれ、現在の武蔵野銀行から八幡神社を結ぶラインが陣屋の南端であったようだ。

歴     史
 松山陣屋は、慶応3年に松平直克によって築かれた。松平大和守家は、明和4年に5代朝矩が上野前橋城が度重なる利根川による損壊で居城を武蔵川越城へと移した。幕末の慶応3年に11代直克が宿願の前橋城修築を果たして移った際、武蔵比企郡一帯62,000余石が前橋藩領の飛び地領となり松山に采地陣屋が置かれた。


お城へのアクセス
鉄 道: 東武東上線東松山駅〜徒歩約10分
 車 : 関越道東松山IC〜国道254号線〜県道41号線〜県道391号線
駐車場: 東松山市役所の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
松平大和守家の前橋藩飛び地領6万石を支配した采地陣屋。

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