尾張 小牧御殿(小牧陣屋)


お城のデータ
所在地 愛知県小牧市小牧4丁目
遺 構 なし。
形 式 御殿 築城者: 徳川義直 築城年代: 寛永2年


見 ど こ ろ
 
 小牧御殿は、戦国時代の天正12年にあった小牧長久手の合戦で徳川方の砦であった蟹清水砦跡に江戸時代に尾張藩内に14ヶ所設けられた御殿の一つ。藩主の領内巡行や鷹狩り時の休息・滞在の場所として利用された。

 現在は、宅地化されて遺構など何も残っていないが、木曾街道小牧宿の岸田家住宅脇の小公園にかつて御殿にあった福禄寿の石像があり、石像を覆う祠は代官所の建物を一部転用したものとか。


歴     史
 小牧御殿は、寛永2年に尾張藩主初代徳川義直によって築かれた。義直は、小牧山を望む景観と清泉湧水の「蟹清水」を施した江崎善左衛門の蟹清水屋敷の庭園を気に入り御殿として、江崎氏が御殿守となった。

 天明2年、小牧御殿の一角に尾張藩の采地陣屋として小牧代官所が設けられ、尾張丹羽郡127村・春日井郡125村・美濃可児郡5村を管轄した。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄小牧線小牧駅〜徒歩約15分
 車 : 名古屋高速小牧線堀の内IC〜県道197号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
江戸時代に尾張藩内に14ヶ所設けられた御殿の一つ。

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