遠江 金指陣屋U


お城のデータ
所在地 静岡県浜松市北区引佐町金指
遺 構 曲輪、土塁、移築門
形 式 陣屋 築城者: 近藤徳用 築城年代: 延宝5年


見 ど こ ろ
 金指陣屋は、浜松湖北高校の西側、国道257号線を挟んで西側の新興住宅地にある西金指会館が目印。会館から西側の住宅地一帯が陣屋跡だ。

 道路がかつての陣屋跡を周回するように方形に残っていて、陣屋の北側に約50m程の土塁が良く残っていた。また、浜松城の近くにある普済寺に陣屋門が移築されている。


歴     史
 金指陣屋は、延宝5年に近藤徳用によって築かれた。初代近藤秀用は、徳川家康に仕え井伊谷15,000石の大名となったが、寛永8年に秀用没後所領は、5つに分割(金指・多賀井伊谷大谷・花平)され旗本となる。 

 宗家は、5,450石を領して金指(T)に陣屋を構えたが、延宝5年に4代徳用が新たに陣屋を築いて移り、11代利用の時に明治を迎えた。


お城へのアクセス
鉄 道: 天竜浜名湖鉄道金指駅〜徒歩約10分
 車 : 新東名高速浜松いなさIC〜国道257号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
井伊谷五近藤宗家の陣屋。
  • 金指陣屋U門の移築先
    普賢寺 静岡県浜松市中区広沢1丁目

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