加賀 朝日山城


お城のデータ
所在地 石川県金沢市朝日加賀町
遺 構 曲輪、空堀
形 式 山城 築城者: 村井長頼 築城年代: 天正12年


見 ど こ ろ
 朝日山城へは、加賀朝日町の朝日小学校から約500m程東(富山側へ)に進むと俵原バス停前を左折し、すぐに細い脇道へと右折する。土取り場となっているところが朝日山城だ。

 本丸西側は土砂採取で破壊され、南側にある二段の腰曲輪も一部破壊され、一面赤土となっている。本丸は、発掘調査がされて溝や柱跡などの状況がよくわかった。朝日山城は、本丸から堀切を隔てて曲輪が連なっているが、本丸以外はブッシュの中に埋もれていた。 


歴     史
 天正12年、越中富山城主佐々成政が織田信雄に与し、豊臣秀吉に反抗したため、秀吉方の金沢城主前田利家は重臣村井長頼に命じて佐々方の松根城を攻略した。村井長頼は、加賀・越中国境を固めるために松根城の修築と朝日山城を築城した。佐々成政は佐々平左衛門・野々村主水を派遣して朝日山城を攻めたが、落とすことができず撤退した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR北陸本線森本駅〜バス/俵原
 車 : 北陸道金沢東IC〜国道8号線〜国道359号線/堅田〜県道213号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
土砂採取のために一部が削り取られたが何とか保存されることになった山城。

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