土佐 石谷土居


お城のデータ
所在地 高知県南国市岡豊町小蓮字天神前
遺 構 なし。
形 式 居館 築城者: 石谷頼辰 築城年代: 天正年間


見 ど こ ろ
 石谷土居は、岡豊城西側の丘陵の麓(ちょうど岡豊病院の東側)に築かれていた。現在は、住宅地と畑地となっている一帯で、土居の遺構などは何も残っていない。


歴     史
 石谷土居は、天正年間に石谷頼辰によって築かれた。頼辰は、斎藤利賢の長男で石谷光政の婿養子となり、将軍足利義輝に仕えた。元亀4年に足利義昭が織田信長によって京を追放された後、明智光秀に仕えた。

 天正10年に明智光秀が山崎の合戦で敗れると、長宗我部元親の正室となっていた義妹を頼り土佐へと移り、元親より石谷土居を与えられた。頼辰は、元親より重用され、娘は元親の嫡男信親の正室となっている。しかし、天正14年に豊後戸次川の合戦で討死した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR土讃線高知駅〜バス/岡豊山
 車 : 高知道南国IC〜県道384号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
長宗我部元親の義兄石谷頼辰の土居。

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