伊勢 高岡城


お城のデータ
所在地 三重県鈴鹿市高岡町
遺 構 曲輪、空堀
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 高岡城は、鈴鹿川北岸に長く伸びる丘陵上に築かれた城だ。丘陵山頂部は、畑地となっていて先端部分に城址公園が設けられている。

 公園からの眺めは、鈴鹿川から伊勢湾まで一望することができる。城の遺構は公園付近にはなく、公園西側の雑木林の中に曲輪と空堀が残っている。 


歴     史
 高岡城は、築城年代は定かではないが、弘治年間に神戸利盛が沢城から神戸城へ居城を移した頃、神戸城の支城として東の岸岡城と共に高岡城も強化されたと考えられている。

 天正10年、11年と二度の織田信長による北伊勢侵攻で攻められたが落城しなかった。元亀2年、城主山路弾正は、養子となった神戸信孝に家督を譲り、沢城に隠居していた神戸友盛が近江日野の蒲生氏郷に預けられたことに憤慨して平野城主伊藤茂右衛門と謀反を企てたが失敗して自刃した。

 その後、小島兵部少輔が城主となったが、天正10年の本能寺の変後、神戸信孝が岐阜城主となると、小島兵部少輔が神戸城へと移り、以後高岡城は廃城となった。 


お城へのアクセス
鉄 道: JR関西本線河原田駅〜バス/北高岡
 車 : 東名阪道鈴鹿IC〜県道27号線〜県道103号線
駐車場: 高岡城趾公園の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
鈴鹿川から伊勢湾まで一望することができるお城。

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