肥前 長崎奉行所



お城のデータ
所在地 長崎県長崎市立山1丁目
遺 構 曲輪、石垣、復元御本屋、復元長屋門
形 式 陣屋 築城者: 徳川幕府 築城年代: 延宝7年


見 ど こ ろ
( 長崎奉行所御本屋 )
 長崎奉行所は、設置当初の長崎奉行所は、万才町のNTT長崎付近(興善町のバス停脇に石碑がある)にあった。江戸町の旧長崎県庁敷地(奉行所の石碑がある)に再建されたが、東役所が立山へ移され、西役所がそのまま江戸町に残った。

 現在、立山役所は長崎文化博物館となり、奉行所の役所等の建物が復元されている。長屋門前の石段や石垣の下段部分が当時の遺構で、上段が新たに積まれたものとか。


歴     史
( 出土した奉行の石垣 )
 天正16年に豊臣秀吉が長崎を直轄領とし、文禄元年に寺沢広高を代官に命じたのが長崎奉行の前身。慶長8年に幕府直轄領となり小笠原為信が初代奉行に任じられた。

 奉行所は、寛文3年の大火で焼失したため江戸町に西役所と東役所の二役所体制となった。延宝元年に東役所が立山の地に移され立山役所と呼ばれた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR長崎本線長崎駅〜バス/長崎歴史文化博物館
 車 : 長崎道長崎IC〜国道499号線〜国道34号線
駐車場: 長崎歴史博物館の有料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
江戸時代唯一海外に開かれていた長崎を管理していた奉行所。

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