近江 船木城


お城のデータ
所在地 滋賀県高島市安曇野町北船木
遺 構 曲輪、堀跡
形 式 平城 築城者: 佐々木師綱 築城年代: 鎌倉時代末期


見 ど こ ろ
 安曇川河口の三角州にある願船寺境内一帯が船木城跡だ。北船木の集落はかつて環濠集落であったようで、環濠集落内に居館のように築かれず、集落西側に環濠集落と並立するように築かれてる。

 船木城は、約1町四方の単郭で土塁などの遺構はないが、かつて城を囲繞されていた堀が水田となっていて、往時の様子を窺い知ることができる。


歴     史
 船木城は、鎌倉時代末期に佐々木師綱によって築かれた。師綱は、高島佐々木氏の一族で平井に氏から分かれ、能登守を称した時綱−頼泰−長綱−高勝−定持−持国と続いたと云われて、後に受領名から能登氏を称している。元亀年間に織田信長の高島侵攻により落城している


お城へのアクセス
鉄 道: JR湖西線安曇川駅〜バス/北船木事務所前
 車 : 名神京都東IC〜湖西道路・国道161号線〜県道306号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
寺の境内の周囲にはかつての堀跡が良く残っているお城。

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